国際アカデミー委員会運営方針

 

国際アカデミー委員会担当副理事長  坂本 修一

 私たちが住み暮らす日立市は、グローバル企業のもと国内有数の工業都市として発展して来ました。また、交通条件の恵まれた地域であり、日立港地区は北関東における物流拠点として国内外を結ぶ玄関口になっております。しかし昨年より発生した新型コロナウイルス感染症により経済への打撃もさることながら、近年の社会経済・産業構造の変化により市内の企業や事業者にも大きな影響を与えており、観光客や地域への滞在者といった交流人口を拡大させ、人口減少による影響を緩和させ、地域活性化につなげる必要があります。

 我々J A Y C E Eは、新しい広い視野で思考する感覚を養うため、青年会議所を通じて国際交流を図り、我々自身が国際感覚を養い、地域の国際性を高める手法を学び、これからの新たな日立の未来に対して更なる発展を目指す地域のリーダーとして責任を果たすべく、新入会員だけでなく既存会員も交えて相互の成長につながるよう主体性を持ち、課題と向き合い最速で行動してまいります。我々が現在、運動に邁進できているのは、先輩諸兄が育んでこられた歴史や伝統の上にあるということに対して敬意を忘れず、さらに、行政、他団体との組織間での絆をより強固なものとし、国際アカデミー委員会は、日立市民の皆様と共感を得ながら協力し合える、新しい時代を切り開く人財を育成して参ります。