地域みらい委員会運営方針
地域みらい委員会担当副理事長 荒蒔 義嗣
我々の住み暮らす日立市は美しい海岸線や緑豊かな山に囲まれた自然と温暖な気候に恵まれた住みやすいまちです。近年、国内において天災等による被害が大変多く見受けられますが、日立市は2011年の東日本大震災以降、天災の被害が少なく安心に暮らせるまちでもあります。その一方で、出生率の低下による少子高齢化と、首都圏一極集中による若者の減少によりまちの人口が減り、まちの活力が衰退傾向にあります。そんな日立市ですが、市制80年を超えた現在、長年受け継がれてきた歴史、文化、産業などが存在する多彩な魅力に溢れています。日立をより魅力的なまちにするためには過去を今一度見つめ直し、地域の問題に対して日立青年会議所が率先して解決へ導いていく必要があります。
まずは、日立市の課題に目を向け、まちの問題を把握し、メンバー一人ひとりの意識を向上させます。そして、地域の活性化には、従来からある産業を生かし、Society5.0の実現に向けた未来技術「AI・IoT」の活用を推進することで、新たなビジネスモデルの構築や中小企業の成長を促していきます。さらに、安心・安全で、かつ持続可能なまちづくりを推進し、住民の定着率を上げ、安心して暮らすことが出来る魅力的な地域にします。また、行政や他団体とともに事業構築をし、相互の信頼や協力関係を築き上げ、日立全体を巻き込んだ事業を行っていきます。
2021年度の地域みらい委員会は新たな日立の価値を事業で展開し未来へ継承していき「明るい社会を築き上げる」ことを目標に一年間運動していきます。