2011年度 社団法人 日立青年会議所


地域未来室方針

 


地域未来室担当副理事長 佐渡 義之

 地域未来室では自らの行動で「まち」の未来を変えることが出来るという気概を持って、無限の可能性を秘めた、日立の財産である地域資源を活かした事業を展開していきたいと考えます。
現代社会における地域の役割は、国や行政に多くのことを頼る時代ではなくなり、地域住民の皆様が自主的、自立的にまちづくりを行う地域主権型社会が必要とされています。高度情報化社会と言われる現代、私たちのライフスタイルや価値観が大きく変化するとともに、人と対面せずに物事が済んでしまう便利な反面、人と人との繋がりは希薄になりつつあります。いつの時代も社会を創るのは人であり、情報や技術は使う人の意識次第で良くも悪くも作用します。人と人との繫がりなくして「まち」の未来はありえません。心に残るような事業を展開し実践して行くことで、市民の皆様一人ひとりが地域資源の素晴らしさ、自分たちの住むまちの魅力を感じていただけたら、そこから「何かしなければならない」という気持ちが芽生え、行動を起こした時に、同じ想いは人と人とを結び付けると考えます。
 地域資源を活かした事業を展開していくなかで、私たちが行政や各種団体、NPO法人、そして市民の皆様との架け橋となり、連携を深めていけるように、皆様とまちの魅力を共感でき行動できるように、精一杯邁進してまいります。まちの魅力を知り、共感していく事ができれば、率先して行動していける市民主導型の継続事業と成りえると考えます。継続していく事で市内外に留まらず県外にも周知度は拡がり、自分たちの住むまちを誇りに感じられ「まち」は変わっていくのではないかと考えます。 私たち地域未来室は一致団結して、一人ひとり高い志を持って市民の皆様に発信し、青年会議所本来の目的である「明るい豊かな社会」の実現を目指し活動してまいります。
 メンバーの皆様、ご支援、ご協力の程宜しくお願いいたします。