2012年度 社団法人 日立青年会議所


副理事長方針

 

副理事長 河村 秀樹

 未曾有の大震災に見舞われ、我がまち日立も被災いたしました。放射能による環境問題や財政悪化等、今まで以上に厳しい時代が訪れたのではないでしょうか。更には人々の心の豊かさは失われ迷走してしまっているように感じます。このような時代だからこそ我々青年会議所は英知と勇気と情熱を持って活動しなければならないと思います。
 その為には、2012年度(社)日立青年会議所理事長が掲げるスローガン「使命と責任〜利他の精神を持って、共に進もう明日への一歩〜」のもと、メンバー一人ひとりが、一つの目標に向かってお互いの立場を尊重し、決して問題から逃げず本気で語り合い、共に手を取り合って進み、自分自身に誇りを持つことが必要なのです。その中で、JCにしか出来ない事は何か、地域から何を求められ、何が必要かを議論してく事が、強い社会を創ると同時に、組織力強化へと繋がっていくと思います。そして、市民からの共感と信頼を得る為にも、一人ひとりの責任ある行動がJCの目指す明るい豊かな社会の実現に近づいて行くのです。
 昨今の会員の減少は組織力の低下、更には組織の崩壊へと繋がりかねません。だからこそ会員の拡大は最重要課題であり、全メンバーで取り組む必要があるのです。そして、自己啓発の最善の場でもある青年会議所を地域の皆様に理解していただき、一人でも多くの仲間を増やさなければならないのです。
 志高き会員の拡大により、同志が組織力強化の原動力となって、JC運動がより説得力を持ち、社会とJCが相乗効果を生み出すのです。そして、互いが認め合い進化し、社会に勇気を与えることが、市民意識変革運動をより昇華させるのです。最後に、私達は一人で活動しているわけではありません。家庭を大切にし、仲間を信じ、地域の皆様と共に我がまち日立の明るい未来を創造しましょう。 。